腰痛のお話。

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こんにちは、まうです。

そもそも、痛みは筋肉や筋膜、靭帯、関節などの神経が分布されているところに、何らかの炎症が起きることで生じます。

「腰痛」と聞くと、腰の周辺が痛むことのようなイメージがありますが、実は、腰痛の範囲は広く、背中側の肋骨の下からお尻までが対象になります。
腰には、骨盤も含め、筋肉、靭帯などのさまざまな組織があり神経も多い部位ですから、どこかに炎症が起こると痛みが出やすいのです。

もともと、人間の体は腰痛が起きやすいつくりと動きをしています。

人間の脊椎(背骨)は、横から見ると、ゆるやかなS字カーブを描いています。
しかし、日ごろ悪い姿勢を続けていると、正常なS字カーブが崩れてしまい、背骨の形が悪くなります。腰椎の反りがなくなり、頭が前に出てくると、腰椎に大きな負担がかかり、その結果、腰痛を引き起こすのです。

特に、腰椎は体の曲げ伸ばしなどの大きな動作を担っている場所。
しなやかに動けるように構造的には弱くできており、その分、故障が起こりやすいのは当然といえるでしょう。

腰痛の主な原因

・悪い姿勢
座っている時は姿勢が崩れやすく、長時間座ることで、腰への負担も大きくなります。
長時間同じ姿勢を続けることも良くありません。
筋肉がこり、関節動きが悪くなります。

・ストレス
職場や家庭内でのトラブルなど、何らかの精神的なストレスがかかると、自律神経のうち、緊張状態を作り出す交感神経の働きが高まります。
すると、無意識のうちに筋肉が緊張し、腰への負担を高めるのだと思われます。
ストレスは精神的なものばかりでなく、物理的、環境的なものもあります。
たとえば、寒い冬になると、体が縮こまり、かたまりやすくなり、それがこりにつながります。

普段の生活にも気をつけて痛みのない身体にしていきましょう。