放置は危険! 背中の痛みやこりの原因

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首から背中にかけて筋肉がパンパンに張っていたり、背中がずっしりと重かったり、痛みが生じたり……。日常生活を送るなかで、そんな背中の違和感を覚えたことはありませんか? 
背中の痛みや違和感は、放置することで症状がさらに進み、集中力の低下や動作の制限などが生じて生活に支障が出ることも。また、背中の痛みの陰に思わぬ病気が隠れていることも珍しくありません。

筋肉疲労、姿勢の影響
筋肉疲労とは、筋肉を使いすぎることで血液の循環が悪くなり、伸びたり縮んだりがうまくできなくなる状態のことです。筋肉がこわばって動きにくくなり、だるさを覚えたり、痛みが生じたりします。
筋肉の使いすぎというと、スポーツや筋トレ、肉体労働などを想像するかもしれませんが、実は猫背や偏った姿勢など、日常生活のクセや行動が原因で知らないうちに負担が重なり、痛みとなって現れることも多いのです。

骨折の影響
知らないうちに背骨を骨折(圧迫骨折)していたことが原因で、背中に痛みが生じることもあります。
圧迫骨折とは、骨に大きな力が加わるなどして押しつぶされることで生じる骨折です。通常は転んだり、物を持ち上げたりすることをきっかけに生じますが、高齢などで骨がもろくなると、大きなきっかけがなくても体の重みに骨が耐えられなくなって、いつのまにか骨折してしまっていることがあるのです。

首(頸椎)の影響
首の痛みや異常が、背中の痛みに影響するケースもあります。たとえば、首の骨(頸椎)をつなぐクッションの役割をしている椎間板が飛び出して神経を圧迫して痛みが生じる頸椎椎間板ヘルニアでは、椎間板が飛び出す場所によっては背中に痛みが及ぶことがあります。

内臓疾患
背中の痛みの原因のなかで最も要注意なのが、内臓の病気(疾患)によるものです。内臓疾患が原因で生じる背中の痛みのなかには、緊急の治療が必要なものが少なくありません。特に、急激な痛みの場合は急性心筋梗塞や急性大動脈解離、肺塞栓症などの命に関わる病気の可能性もあります。

こんな背中の痛みには要注意!
急に背中が強く痛むようになった
手にしびれがある
痛みが3カ月以上続き、改善しない
体重の減少など、痛み以外の症状がある

上記のような背中の痛みや症状がある場合には、マッサージを受ける前に
医療機関を受診してみるといいかもしれません。

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皆様のご来店お待ちしております。