1.スマホやPCを見るときの姿勢に注意
まずは、スマートフォンやパソコンを見るときの姿勢に注意すること。
猫背や巻き型など背中を丸めた姿勢を長時間取り続けると、前に出た頭を支えるために首に大きな負荷が掛かってしまい、首が凝ってしまいます。
できるだけ首や肩(肩甲骨)が前に出ないようにして、首への負担が少ない姿勢を取るように心がけましょう。
2.目を酷使しない
特にデスクワークの方は、長時間のパソコンの使用で眼精疲労にならないように気を付けてください。
目を酷使して周辺の筋肉が凝り固まってしまうと、首をはじめ全身の筋肉にも緊張が伝わり、こりが発生してしまいます。
1時間の作業ごとに目を休める、目薬を差すなどの対策をして、目の負担を減らしましょう。
3.首周りを温める
首周辺を温めて血流を良くすると、首こりの予防だけでなく緩和にもつながります。
体が冷えると肩周りに不自然な力が入り、筋肉の緊張(こり)を引き起こすからです。また、冷えによる血行不良もこりの原因になります。
冬場はマフラーを巻く、湯船に浸かる、などの工夫で首周辺を冷やさないようにしましょう。また、夏場でも職場や自宅の冷房が効きすぎて実は首周りが冷えてしまっていることがあります。
そういった場合は薄手のストールなどで首元をカバーするといいでしょう。
首こりはさまざまな要因により筋肉が緊張することで起こります。
具体的には、スマホやPC使用時の姿勢の悪さ、眼精疲労、冷え、ストレス、高さが合わない枕の使用などです。
首こりを放置すると神経系の症状が出るおそれがあるため、慢性化しないよう日々予防することが大切です。
ゴリゴリッとした首のこりから解放されてスッキリしたい方は、ぜひストレッチや日常的な予防に取り組んでみてください。