頭痛・肩こりの効果的なツボ!

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こんにちは、りみあです。

人間の身体にはさまざまなツボがありますが、頭痛や肩こりの解消に役立つツボがあるのをご存じですか。ここでは頭痛・肩こりに効くツボを紹介します。

百会(ひゃくえ)
頭のてっぺん中央の少しくぼんだところが百会です。両手の中指を、耳の上から真直ぐ上にずらして、頭の左右中心を両手の中指で押さえます。ツボを押すときは、息を吐きながら10秒ほどかけてゆっくりツボを押し、指をゆっくりと離します。ツボは皮膚に対して垂直に押すのがポイントです。

頷厭(がんえん)
額の髪の生え際を耳の先端に向かって親指1本ほど進んだところにあり、左右の耳の少し上から、こめかみのあたりにかけての髪の生え際のところが頷厭です。効果を高めたいからといって、あまり強く押すのはよくありません痛くて気持ちいいくらいが、ちょうどよい力加減です。あまり強く押すと、痛くなるので気をつけましょう。

風池(ふうち)
両耳の下を結んで、両耳から指2本分内側あたりが風池です。風池は、頭を支える首の血流改善が期待できるツボです。刺激すると、首のこわばりが取れて軽くなります。また、痛みやコリを取るだけではなく、頭痛の予防にもなるので、普段からツボを押すようにしましょう。

天柱(てんちゅう)
頭の後ろの髪の生え際にあり、首から頭にかけて走っている2本の太い筋肉の、外側にあるくぼみの部分が天柱です。刺激することで、首周りの血流促進ができ、頭から肩にかかる痛みを和らげる効果が期待できます。さらに首の血流をよくすることで、身体の抵抗力アップも期待できるので、天柱を刺激すれば、首回りの痛みの改善や体の不調の予防にもなりますよ。

肩井(けんせい)
肩の付け根と肩先の中間あたりで、やや背中側にあるのが肩井です。肩から頭部にかけての血流を促進して、肩から背中の筋肉をほぐす効果が期待できます。肩が凝ってしんどい、筋肉が張って動かしにくい、鈍痛があるなどの症状を改善することができます。慢性的な肩こりに悩んでいる、常に肩が重い等の症状がある人は、肩井をしっかりと刺激するといいですよ。

完骨(かんこつ)
耳の後ろにある骨の膨らみの後ろにあるくぼみが完骨です。首のこりがほぐれるため、頭の血流がよくなります。これにより頭痛を和らげる効果が期待できます。人差し指の腹で、10秒程度圧迫してあげてください。リラックスした状態で、力を入れすぎないように刺激しましょう。

肩こりや頭痛は、首や肩周りの筋肉のコリ、血流不足によって引き起こされます。仕事中でも適度に休憩を取り、ストレッチやマッサージ、ツボ押しなどをできる範囲で行いましょう。