睡眠負債とは!

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こんにちは、りみあです。

忙しい日々のなかで疎かにされがちな睡眠ですが、放っておくと睡眠不足の蓄積が心身に悪影響を及ぼす『睡眠負債』を抱えてしまう恐れがあります。

『睡眠負債』とは、慢性的な睡眠不足の状態が続き、その負債が蓄積されて心身へ支障をきたしている状態のことです。適切な睡眠時間には個人差があり、職種や日中の活動量によっても変わりますが、一般的には6.5時間から7時間程度とされています。

たとえば、適切な睡眠時間が7時間の人が5時間しか眠れていない場合、10日間で20時間、30日間では60時間の『睡眠負債』を抱えることになります。

日本人のなかでも、40代女性の睡眠時間は世界一短いという結果が出ています。原因として考えられるのは、現代社会ではやるべきことが多く、仕事以外にも家事や育児などが山積みで、睡眠時間を犠牲にせざるを得ないことが挙げられます。また、長時間の通勤による影響やスマートフォンやPCなどの普及による夜型の生活、仕事のストレスからくる不眠も関係しています。
    

『睡眠負債』が原因で引き起こす身体の不調には、<肉体的な不調>と<精神的な不調>があります。具体的には、以下のような症状が出ることがあります。
<肉体的な不調>
・疲労感や倦怠感
・免疫力の低下
・肥満
・糖尿病や脳卒中、高血圧などの生活習慣病の悪化  など
<精神的な不調>
・認知力や判断力の低下
・不安定な感情
・抑うつ状態  など

精神的な不調は、認知力の低下や感情面に影響を及ぼすのですね。

『睡眠負債』を解消するための4つのポイント
・自分にとって適切な睡眠時間を知る
・質の良い睡眠をとる
・光と夢をコントロールする
・15分程度の短い昼寝

『睡眠負債』が蓄積される前に、早めの対策を!

慢性的な睡眠不足は、時により心身の健康をも脅かす危険性があります。日々の忙しさから眠さを我慢して生活することは、実はとても怖いことなのですね。

慢性的な睡眠不足を解消するために、自身の睡眠について一度振り返ってライフスタイルを改めてみましょう。