プラーナとセン、ジュッについて

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タイ伝統医学では、人は、『体、精神、エネルギー』の3つで構成されていると缶和えられます。『体』は4大要素に、『精神』は心や思考、記憶に関係しています。そして、体の中の流れや各機関の働き、感覚を管理するものが『エネルギー』です。『エネルギー』は『プラーナ』と呼ばれ、センと呼ばれる経路の中を流れています。

センを通るプラーナの流れには、体の生理とエネルギーの中心である臍部から末端へ流れるものと、末端から臍部へ戻る2つの方向がある。タイ伝統医学では、このセンの中を流れるプラーナに刺激を与え、各器官の働きを良くすることで精神によい影響を与える事が出来ると考えられます。

ヒトの体には10本の主要なセンがあることがわかっており、臍部から各感覚器官や生殖器官、排泄器官をつないでいます。このセンの上には『ジュッ』と呼ばれるツボがあり、そこに刺激を与えることで様々な症状を回復、改善する事が出来ます。

そのほかに、72000本ものナーディーと呼ばれる体内エネルギーの網があり、それによってプラーナ―が全身に行き渡ります。