天気の変化と病気の関係は昔から知られており、気象要素(気圧、温度、湿度、日照時間、降水量、雷、風など)から悪影響を受けるものを「気象病」と総称し、その中でも天気(気圧)が崩れるときに慢性の痛みが増強するものを「天気痛」や「低気圧不調」と言います。
文献:佐藤純『気圧変化と痛み』教育総説p.153-156 2015年8月
低気圧不調は、主に気圧変化によって体内の水分バランスが乱れることで起こるとされています。
血管拡張による神経圧迫で起こる「頭痛」と気圧の低下が内耳で知覚され、
自律神経が乱れることで起こる「だるさ・めまい」などがあります。
低気圧不調のメカニズム
気圧や天気の変化が起きると、体内の水分バランスが乱れてしまい、
水分を必要以上に増やしてしまうと考えられています。
体内に余分な水分が溜まることは、血管拡張や自律神経の乱れの原因となります。
脳内の血管が拡張すると周りの神経を圧迫し炎症を起こすことで頭痛が発生します。
また、自律神経の乱れは、だるさ、めまいといった不調を引き起こします。
対処法
1,内耳と自律神経には深い関わりがあるため、耳マッサージは効果的とされています。
2,自律神経を整えるためには食事も大切。必ず朝食をとり、バランスのよい食事を心がけましょう。
3,血流を促して体温を高めにキープすることは痛みの軽減や自律神経の安定にも重要。適度な運動や入浴が効果的です。
タイ古式マッサージは自律神経を整え血流を促してくれるマッサージです。
気圧の変化からの体調不良でお悩みの方、一度タイ古式マッサージを受けてみてはどうでしょうか?